自分の話

家事と育児。

今、特に病院の待ち時間で読んでいる「ちょんまげぷりん」という本で感じたことを書きます。
内容は2回目なので、大体把握したが、お!と気づいたところで今止まっている。

家事と育児の分担。

以前は「イクメン」という言葉もけっこう珍しかったが、今では定着している。
というか、こういう言葉があること自体変だ。
「俺、イクメンなんですよー。」と自慢そうにしている男性陣。
これは、女性からしたら、だいぶズレが起きている勘違い野郎だ。
そもそも、子どもを産むことと、母乳を与えること以外は、男性でも出来ること。
男は仕事、女は家、という昔の僕の親たちの中で育ってきたから、今でもその考えは改善されていない。
そういう考えができたのは、多分、大昔の縄文時代ころからあったのかもしれない。
元々、身体的に、男性の方が力が強く、女性は弱い。
なので、狩りをするのは男性が主体になり、その獲物を料理したりするのが女性の役割に自然となってきた。
子どもが生まれても、男は狩り、女は子育て。
そこから力の強い男が権力をふるい、国家を築き、今に至る。
この前の男女平等格差の世界統計でアイスランドが今もなお1位になっているのに、日本は136位。
最下位のアフガニスタンは146位だから、日本は男女平等に程遠い。

まあ、それはおいといて、我が家を振り返る。
我が家は、僕が病気する前から、「できる人がやる」という方針を決めてきた。
家事はそうだが、子どもが生まれてからもできる人がやっていた。
そんな矢先に、僕が病気で、ほぼ廃人状態に。
娘は1歳半だった。
精神的には奥さんに辛い思いをさせてしまったが、動けるときはフラフラになりながらも洗濯物を干したり、食器を洗ったり、できる範囲でやってきた。
子どもにも、小学校の採尿検査の尿取りと、生理用品の使い方以外は、それなりに2人で協力してやってきた。
病気はつらかったけど、子どもといる時間が、他の同世代の友人よりは大幅に多かったのは幸せな事だった。
もし、病気をしないで人生を歩んでいたら・・・考えもつかないが、多分7:3で家事と育児を任せていただろう。
どちらかと言えば、家事、育児には参加したいし、興味はあった方なので、今考えると、僕は女性的思考なのかもしれない。そういうと差別的な発言になるかもしれないが。
家事、育児をしたい男性は昔より今の方が断然多いと思う。
でも、仕事が年齢などによって、役職が付いたりしてどんどん仕事に時間が奪われているのが現状だろう。
女性も、もっと自分の人生、自分のキャリアを積みたい人が多いはず。
でも、家事、育児に時間を取られ、仕事に支障をきたし、抜けてしまう事になる。
そうなると今まで活躍していた自分が社会から切り離されて行く。
育児うつ、虐待・・・そういうことに最悪なる。
社会の在り方が昔から変わらないのが原因だと思う。
日本の政策がそもそもおかしいのだ。
そういっても、政治家でもない僕たちには、自分たちでなんとかしなければならない。
男は仕事、女は家という概念が永遠と残っている僕たちには、それを断ち切らなければいけない。
娘が小学校に通いだしたころに、友達に家族の話をしたら、「え?○○ちゃんちはお父さんが家にいて、お母さんが仕事してるの?」と聞かれ、?と思ったらしい。
もう、小学生になる年で、お父さんは仕事でお母さんは家という概念が培われたしまっているのだ。
ということは、娘が大人になるころにも、やはり古い概念が残って人生を歩まなければならないということで、残念で仕方ない。
今年20歳になる娘は、僕の病気を理解し、僕たちの夫婦の在り方を見て育っているので、もし、結婚するということになれば、戸惑うのではないかと考える。
実際、今札幌の寮に住んでいるが、奥さんが来訪した時に「ゴミ屋敷」と悲鳴を上げるくらい、生活力がない。
そんな娘がこれから結婚して、子どもができて、と考えると恐ろしい。
奥さんは「まあ、あの子は絶対、子持ちで離婚するわ。」と予想する。
娘には「世の中にはお父さんのような生活をする人はほとんどいないからね。家事も育児もあんたがするんだよ。」と言っても、あんまり実感がないようだ。
仕事はできて、楽しいという。
これから、卒業して社会人になって仕事にキャリアがつくときに結婚となると、子どもは生まない方がいいのかも、とも考えてしまう。
実際、僕の周りの友人にもそういうカタチの夫婦を何組も知っている。
それはそれで幸せな人生を歩んでいる。
少子化。
その原因がそこにある。
まあ、娘の人生はまだまだ未知数なので、予想しても仕方ないが、せめて僕たち2人は今、いい人生を歩んでいる。
奥さんも、「昔は底の底のその先の泥沼まで行ったけど、後半からは楽~♪」と散歩のときに言っていた。
子どもも精神的な支えはまだ必要かもしれないが、子育てにゆとりができた今、それぞれの人生を楽しんでいる。
それが、去年からの第3の人生だ。
僕は、実家に長期帰省、奥さんは一人での悠々自適な生活ライフ&将来設計。
今年も10月には僕は実家に帰る。
もう3か月を切った。
実家の生活と北海道の生活を割り切って自分なりに歩んでいこうと思う。
悩んだり、困ったことは奥さんに相談すればいい。
子どもと家の事は共通意識を持ち、それ以外は、自分の人生を楽しもう!
それが今の僕たちのスタイル。
こんなことがこの年でできるのは、病気をしたからかもしれない。皮肉なことに。
同年代の友人には到底できないし、理解できないし、そんなこと話し合う時間はないだろう。
ラッキー!と捉え、残りの人生を楽しみたい。
男だから、女だから、夫だから、妻だからという考えはやめ、お互いの人生を尊重するパートナーでいこう!と僕たちは決めた。
できる人がやればいい。
その考えは、僕たち夫婦の家事と育児にとって正解だったようだ。
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